Mackie TT24 Digital Live Console Owner’s Manual Addendum
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ノート:MIDI メッセージのバイトは 16 進数で表現されます。次ページの「十進数と 16 進数の対応表」を
ご参照ください。
スナップショット:
MIDI
ページの
SETUP
メニューで
RECEIVE
が選択されると、TT24 のメモリに記憶されたスナップショッ
トを MIDI プログラムチェンジのメッセージによって呼び出すことができます。同様に、
SEND
が選択され
ると、コンソールでスナップショットを呼び出すとともに、TT24 の
MIDI OUT
コネクタから MIDI プログ
ラムチェンジのメッセージが送信されます。
MIDI スナップショットメッセージのバイト:Cn ss(0x は 16 進数であることを示す)
場所: n = MIDI チャンネル(0x0 から 0xF)
ss = スナップショットのナンバー(0x00 から 0x62)
例:
TT24 へメッセージ“C0 44”を送信した場合、MIDI チャンネル 1 を選択された TT24 はスナップショッ
ト 68 を呼び出します。
ミュート:
MIDI
ページの
SETUP
メニューで
RECEIVE
が選択されると、チャンネルのミュート設定を MIDI ノートメッ
セージによって指定することができます。同様に、
SEND
が選択されると、コンソールでミュート設定を
切り替えるとともに、TT24 の
MIDI OUT
コネクタから MIDI ノートメッセージが送信されます。
MIDI チャンネルミュートメッセージのバイト:9n ii mm(0x は 16 進数であることを示す)
場所: n = MIDI チャンネル(0x0 から 0xF)
ii = チャンネルストリップの ID
デッキ 1:(0x00 から 0x17)
デッキ 2:(0x18 から 0x2F)
デッキ 3:(0x30 から 0x47)
デッキ 4:(0x48 から 0x5F)
mm = ミュート設定(非ミュート = 0x00、ミュート = 0x7F)
例:
TT24 へメッセージ
“90 18 7F”を送信した場合、
MIDI チャンネル 1 を選択された TT24 はデッキ 2 のチャ
ンネルストリップ 1 をミュートします。
フェーダー:
MIDI
ページの
SETUP
メニューで
RECEIVE
が選択されると、チャンネルフェーダーの値を MIDI コンティ
ニュアスコントローラーメッセージによって指定することができます。同様に、
SEND
が選択されると、コ
ンソールでフェーダーを操作するとともに、TT24 の
MIDI OUT
コネクタから MIDI コンティニュアスコン
トローラーメッセージが送信されます。
MIDI チャンネルフェーダーメッセージのバイト:Bn ii vv(0x は 16 進数であることを示す)
場所: n = MIDI チャンネル(0x0 から 0xF)
ii = チャンネルストリップの ID
デッキ 1:(0x00 から 0x17)
デッキ 2:(0x18 から 0x2F)
デッキ 3:(0x30 から 0x47)
デッキ 4:(0x48 から 0x5F)
vv = フェーダーの値(0x00 から 0x7F)
例:
TT24 へメッセージ“B0 18 61”
を送信した場合、
MIDI チャンネル 1 を選択された TT24 はデッキ 2 のチャ
ンネルストリップ 1 のフェーダーを「0.0 dB」に設定します。