Pioneer Digital DJ-SR DJ Equipment User Manual


 
次に
Filter
系のエフェクトを選んだときを試してみましょう。
2-7
に示すように、エフェクトの種類を
FX(1)
HPF
FX(2)
LPF
FX(3)
LFO Filter
となるように設定します。
2-7
エフェクトの種類の設定
フィルター動作モードのパラメーターは、以下の設定のままで試してみましょう。
パッド
1
2
3
フィルター動作モード=スロー
パッド
5
6
7
フィルター動作モード=
LFO
ほとんどのパッドで押してすぐに音が消えてしまい、有効なエフェクトがありません。
前に説明した通り、
Combo FX
機能を実行したときにはエフェクトをオンする他にフィルター(
HPF
)の効果をかけています。
したがって、エフェクトの種類に
Filter
系を選んでしまうと
Combo FX
機能は効果を発揮しなくなります。
それでは、
Filter
系のエフェクトを
Combo FX
で使いたいときはどうすればよいのでしょうか?
パラメーターを適切に調整すれば大丈夫です。
今度はフィルター動作モードのパラメーターだけでなく、
FX
レベルのパラメーターも変更しましょう。
FX
レベルのパラメーターは、初期状態ではすべてレベル
100
ですが、次のように設定を変更しましょう。
パラメーターの変更はユーティリティモード
2
で設定します。
パッド
1
フィルター動作モード=オフ
FX
レベル=レベル
75
パッド
2
フィルター動作モード=オフ
FX
レベル=レベル
50
パッド
3
フィルター動作モード=オフ
FX
レベル=レベル
50
パッド
5
フィルター動作モード=オフ
FX
レベル=レベル
100
パッド
6
フィルター動作モード=オフ
FX
レベル=レベル
75
パッド
7
フィルター動作モード=オフ
FX
レベル=レベル
100
ユーティリティーモード
2
を起動する
Serato DJ
を終了させます。
一度コントローラーの電源をオフして、右側のデッキの
[SHIFT]
ボタンと
[PLAY/PAUSE]
ボタンの両方を押しながら、
電源をオンします。
右側のデッキの
[ROLL]
モードボタンを押す
FX(1)
FX(2)
FX(3)
FX(1)
FX(2)
FX(3)
HPF
LPF
LFO Filter
HPF
LPF
LFO Filter
12
右側のデッキの
[ROLL]
モードボタンを押す
設定したいパッドを押し、右側デッキの[PARAMETER] ボタン、または[PARAMETER] ボタンを押して、設定を変更します
押したパッドが点灯し、現在設定されている値がレベルインジケーターに表示されます。
右側のデッキの
[HOTCUE]
モードボタンを押す
設定したいパッドを押し、右側デッキの[PARAMETER] ボタン、または[PARAMETER] ボタンを押して、設定を変更します。
押したパッドが点灯し、現在設定されている値がレベルインジケーターに表示されます。
一度コントローラーの電源をオフして、再度電源をオンします。
電源オフにしたあと、1秒以上待ってから電源オンしてください
では、この設定で試してみましょう。
Serato DJ
を起動し、コントローラーを
Combo FX
に設定します
それぞれのパッドを押してみましょう。
FX BEATS
の設定は
2
がよいでしょう。
今度はそれぞれのパッドでエフェクトの効果が確認できたと思います。
オフ オフ オフ
オフ オフ オフ
75 50 50
100 75 100
12