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Owner’s Manual
Owner’s Manual
1. MIC/LINE インプット
チャンネル 1 と 2 には、Neutrik 社の「コンボ」インプッ
トコネクタを使用しています。バランス XLR コネクタ(オ
ス)と 1/4 インチ TRS バランスまたはアンバランスプラグ
の両方を接続できます。
• マイクには XLR インプットをご使用ください(プ
ロ用マイクの多くは XLR コネクタを備えていま
すが、消費者用マイクには 1/4 インチコネクタの
ものもあります)。
• CD や MP3 プレーヤーなどのラインレベルのソー
スを接続する場合には、1/4 インチインプットを
ご使用ください。
インプット 1 のみ、DI ボックスを使用せずに直接インス
トゥルメントレベルのシグナル(ギターなど)を接続でき
ます。1/4 インチインプットに接続し、チャンネル 1 のイ
ンストゥルメントスイッチ [11] を押し込んでください。
チャンネル 1 と 2 はモノラルであり、シグナルはメイン
ミックスバスの左右に等しく分割されます。
コンデンサーマイクを使用する場合、その動作にはおそ
らくファンタム電源が必要です。
48V
スイッチ [32] を押し
込み、両方の XLR 端子のピン 2 と 3 に 48 VDC を供給して
ください。リボンマイクにはファンタム電源を使用しない
でください。
2. LINE インプット
チャンネル 3 と 4 のラインレベルのステレオインプット
には、1/4 インチの TRS バランス、または TS アンバラン
スプラグを接続できます。
CD プレーヤー、MP3 プレーヤー、キーボード、ドラム
マシン、テープデッキなど、各種のラインレベル機器が
出力するラインレベルのステレオソースを接続できます。
ソースの出力端子によっては RCA を 1/4 インチモノに変換
するアダプタが必要となりますが、これらはお近くの楽器
店や電気店でも購入できるでしょう。
インプットはステレオ仕様です。左側のシグナルはメイ
ンミックスバスの左に、右側のシグナルはメインミックス
バスの右に現れます。
フォノレベル出力のターンテーブルを使用する場合、こ
れらの端子ではなく、
PHONO
RCA インプット [3] に接続
してください。
3. PHONO インプット
チャンネル 3 と 4 の RCA ジャックには、ターンテーブ
ルから出力されるフォノレベルのステレオシグナルを接続
できます。ご使用のターンテーブルがフォノレベルの出力
端子を備え、MM(ムービングマグネット)カートリッジ
を採用していることをご確認ください。また通常、ターン
テーブルはグラウンドワイアーを備えています。グラウン
ドワイアーは
GND
ターミナル [4] に接続してください。
ターンテーブルが出力するフォノレベルのステレオシグ
ナルは、ミキサー内部の精密な RIAA プリアンプによって
再びイコライズされ、ラインレベルに変換されます。
同じチャンネルの
LINE
インプットに何かが挿し
込まれると、
PHONO
インプットは内部的に切
断されます。
フォノプリアンプがオーバーロードしてしまう
ので、これらのインプットにラインレベルのソー
スを接続しないでください。ラインレベルには
LINE
インプット [2] をご使用ください。
4. GND ターミナル
ターンテーブルのグラウンドワイアーをミキサーに接続
するためのターミナルです。多くのターンテーブルに備え
られたグラウンドワイアーは、オーディオシグナルにおけ
るハムノイズを除去することを目的としています。
ターミナルを反時計方向に回してゆるめ、グラウンドワ
イアーの末端部分をターミナルに時計回りで巻き込んでか
ら、ターミナルを「しっかりと」締め直してください。
GND
PHONO
PHONO
LINE LINE
MIC/LINE MIC/LINE
1234
R
L
R
L
R
L
R
L
OUT
MAIN
OUT
AUX
(MONO)
R
L
POWER
18V,1.5A
リアパネルの機能