Mackie U.420D DJ Equipment User Manual


 
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Owner’s Manual
Owner’s Manual
* Tracktion の場合、オーバーダビングに使用するトラッ
クの出力をミュートする必要はありません。その代わり、
トラックにインプットを選択し(インプットは赤く強調表
示されます)
end-to-end
オプションをオフにしてください。
ミキサーの FireWire インプット経由で既存トラックの
プレイバックをモニターすると同時に、録音中の現在のト
ラックを U.420d のヘッドフォンまたはメイン出力でモニ
ターします。テイクを確認する場合も、ミュートを解除す
る必要はありません。
ヒント
マイクを使用してレコーディングする場合、録音
中は大きなメインレベルノブ [36] を絞り、ヘッド
フォンでモニターするようにしてください。
エレクトリックギターやターンテーブルなど「直
接」プラグインするソースをレコーディングする
場合、スピーカーでモニターしても構いません。
マイクを使用しないので、スピーカーのサウンド
が「漏れる」心配はありません。
ダイレクトハードウェアモニタリングの短所
DAW を介したモニタリングに比較して)は、通
常、DAW ミキサーのエフェクトを録音トラック
に適用できないことです(ボーカルの録音にリ
バーブを追加する、直接プラグインしたインス
トゥルメントにギターアンプシミュレーターを適
用するなど)。これに対処するには:
コンピュータが許す限り、レーテンシーを低
く設定し、U.420d ソフトウェアのコンソール
パネルにも同じ値が表示されていることをお
確かめください(詳細は 29 ページをご参照
ください)
DAW で録音チャンネルのミュートを解除し
ます。これにより、ダイレクトハードウェ
アモニタリングと DAW を介したシグナルの
ミックスが聞こえるようになります。
ダイレクトハードウェアモニタリングのソー
スにミックスされる DAW トラックに、任意
のエフェクト(リバーブやアンプシミュレー
ターなど)を適用します。
レーテンシーが十分に低いなら、ダイレクト
シグナルと DAW 経由のシグナルのタイムラ
グは、あまり気にならないほど小さくなりま
す。
レーテンシーについて
レーテンシーとは、システム内を通過するシグナルが、
インプットからアウトプットに到着するまでに要する時間
です。具体的には、例えば、ギターの録音をソフトウェア
でモニターする際、弦を弾いてからヘッドフォンでサウン
ドを確認するまでの時間ということになります。通常、演
奏者はほとんどゼロに近いレーテンシーに慣れています(ギ
ターをギターアンプに接続して演奏しても、シグナルの遅
れが気になることはありません)。従ってレコーディング時
にソフトウェア経由でモニタリングを行う場合、違和感が
ないようにレーテンシーを可能な限り低く抑えることが望
まれます。
レーテンシーは可能な限り小さくしたいのですが、ここ
で考慮すべきなのは、レーテンシーを小さくするほどコン
ピュータに負荷がかかるという点です。レーテンシーを非
常に小さくした場合、
コンピュータはオーディオを素早く
やり取りするために、とてもハードに働くことになります。
使用するトラックやオートメーションやプラグインの数が
多い場合、演算が間に合わなくなることもあります。その
場合、オーディオは「ドロップアウト」(欠落)してしま
います。特に、演算の遅いコンピュータやメモリが十分で
ない場合、ドロップアウトの確率は高くなります。
オーバーダビングで録音する場合、U.420d のレーテン
シーを動作の可能な限り低く設定するのが重要です。レ
コーディングソフトウェアで「オーディオインターフェー
スのプロパティ」などのページを開き、デバイスやシステ
ムが許容し、ドロップアウトやディストーション、CPU
過負荷が生じない範囲で最も低いレーテンシーを設定して
ください。
バッファは、DAW が使用するメモリ内の 1 つの領域であ
り、サウンドが途切れることのないよう、オーディオを「溜
めておく」場所です。バッファサイズはサンプル単位で表
現され、バッファが小さいほどオーディオは速くコンピュー
タを通過し、すなわちレーテンシーは低くなります。シス
テムにもよりますが、64 から 256 サンプルが一般的に低
い設定と言えるでしょう。サンプル数が多いほど、レーテ
ンシーの値が高くなります。レーテンシーの値はサンプル
レートにより異なります。下の表をご参照ください:
音楽的のタイミングを考慮すると、一般的なレーテン
シーの許容範囲は、およそ 3.3 ms 以下となるでしょう。
ライブレコーディングやパフォーマンス時など、レーテ
ンシーを高く設定しても問題がない場合もあります。ミッ
クスダウンでもプラグインを多用する段階になったら、
レーテンシーを高くする方がよいでしょう。
サンプル 44.1 kHz 48 kHz 96 kHz
64 1.5 ms 1.3 ms 0.7 ms
128 2.9 ms 2.7 ms 1.3 ms
256 5.8 ms 5.3 ms 2.7 ms