Mackie U.420D DJ Equipment User Manual


 
1
U.40d 4-Channel Mic/Line Mixer
U.420d 4-Channel Mic/Line Mixer
5. AUX OUT
Aux センドバスからのステレオシグナルを出力する 1/4
インチの TRS 端子です(ラインレベル)。外部エフェクト
プロセッサー、他の PA システム、ステージモニターなど
のインプットに接続します。アンバランスの 1/4 インチ TS
プラグを用いて接続を行うことも可能です。
このステレオ Aux 出力は、
AUX
レベルコントロール [17
24] が最小ではないすべてのチャンネルのシグナルを含みま
す。Aux 出力を利用して別ミックスを作成したり、ミキサー
の個別チャンネルを送信することが可能です。これらはメ
インレベルコントロール [36] の影響を受けません。
Aux 出力はステージモニターやヘッドフォンアンプ(ス
テージでヘッドフォンをかぶるとクールに見えるのは何故
でしょう?)にも接続できます。この場合、オーディエン
スが聞くものと異なるものをモニターできます。
AUX OUT
ジャックの
L(MONO)
にのみケーブル
を挿し込み、
R
に何も接続しない場合、左右の
シグナルは合計され、モノとして出力されます。
Aux 出力を外部エフェクトプロセッサーへ送信する場合、
プロセッサーの出力をミキサーのラインレベルインプット
のどれかに接続して、処理されたシグナル(ウェット)を
戻します。
6. MAIN OUT
メインミックスからのラインレベルのステレオシグナル
を出力する 1/4 インチ TRS 端子です。アクティブスピー
カー、またはメインスピーカーを接続しているパワーアン
プのバランスインプットに接続してください。
現在再生されている、すべてのアクティブなチャンネル
FireWire インプットの 2 チャンネルを含む)のシグナルの
合計がメインミックスとなります。メインミックスに追加
される量は、各チャンネルのレベルコントロール、そして
クロスフェーダーで調整します。
MAIN OUT
ジャックの
L(MONO)
にのみケーブル
を挿し込み、
R
に何も接続しない場合、左右のシ
グナルは合計され、モノとして出力されます。
1/4 インチ TS アンバランス接続よりも 1/4 イン
TRS バランス接続の方が、外部ノイズ(特に
ハムとバズ)に対する防護に優れています。従っ
て、特に長いケーブルが引き回される場合にはバランス接
続が望まれます。アンバランスではケーブルが長くなるほ
どノイズがシステムに混入する危険性が高まりますが、バ
ランスケーブルの場合、その可能性はとても小さなもので
す。やむを得ずアンバランスで接続を行う場合、ケーブル
3 メートル以下に留めるようにしてください。
7. ヘッドフォン端子
ステレオヘッドフォンを接続する 1/4 インチ TRS ステレ
オジャックです。
ヘッドフォンのボリュームは
PHONES
レベルノブ [35]
で設定します。メインレベルノブ [36] の影響は受けません。
ヘッドフォン端子から出力されるのはメインレベルノブ
直前でのメインミックスですが、
CUE
ボタン [18] を押し
込むと、その代わりにキューバスが出力されます。これに
より、あるソースのフェーダーを上げてメインミックスに
追加する以前に、ソースをヘッドフォンで確認することが
可能です。どこかのチャンネルで
CUE
ボタンが押し込ま
れると、
CUE
LED [31] が点灯し、そのことを知らせます。
警告:このヘッドフォンアンプは、標準的なヘッ
ドフォンの場合、非常に高いレベルの音量を生
じ得る設計になっています。これは誇張ではあ
りません!過度に大きな音量は聴覚に深刻なダメージを与
えかねません。ヘッドフォンによっては中間的な設定でも
痛いほどの音量となりますのでご注意ください!
ヘッドフォンを端子に接続する、どこかの接続を変更する、
などの場合、必ず前もって
PHONES
レベルコントロール
を完全に下げてください。そしてヘッドフォンを耳に装着
するまでそのままにしておきます。また、
CUE
ボタンを押
し込む際には、
PHONES
レベルコントロールを下げてく
ださい。
GND
PHONO
PHONO
LINE LINE
MIC/LINE MIC/LINE
1234
R
L
R
L
R
L
R
L
OUT
MAIN
OUT
AUX
(MONO)
R
L
POWER
18V,1.5A