Fender B-DEC 30 Musical Instrument Amplifier User Manual


 
B-DEC 3O
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fender.com
Utility
(ユーティリティー)モード
Utility(ユーティリティー) モードでは、プリセットの変更、メモリーの保護、MIDI経由でのプリセット情報の転送やシステムのマネージメント操作が行えます。
メニュー UTILITYメニュー項目 操作方法 —
(機能)
1 MIDI LEVEL(MIDIレベル) データ・ホイールを回します — (
MIDIレベル
2 EDIT PRESET NAME(プリセット名編集) データ・ホイールを回し、スクリーンの指示に従います。
3 LINE OUT(ライン・アウト) データ・ホイールを回します — (
All(全て)またはMIDIのいずれか、LINE OUTジャックから再生される内容を指定します
4 SPEAKER(スピーカー) データ・ホイールを回します — (
All(全て)またはBass+AUX IN(及びフレーズ)のいずれか、スピーカーから再生される内容を指定します
5 MEMORY LOCK(メモリー・ロック) データ・ホイールを回します — (
誤ってプリセットの上書きやMIDIダンプをしてしまうことを防ぎます。ファクトリー・リセットとは異なります
6 DUMP PRESET(ダンプ・プリセット) SAVEを押します— (
現在のプリセット設定を、MIDI OUTポートに接続した他のB-DEC™ 30またはコンピューターに転送します
7 DUMP ALL(ダンプ・オール) SAVEを押します— (
全てのプリセット設定を、MIDI OUTポートに接続した他のB-DEC™ 30またはコンピューターに転送します
8 MIDI CONTROL(MIDIコントロール) データ・ホイールを回します — (
AMPまたはMIDIを選択します。詳細はページ152を参照
9 DEFAULT QA1(ディフォルトQA1) データ・ホイールを回します — (
新規にSバンク・プリセットを作成した際のディフォルトのベース・プリセットを選択します
10 DEFAULT QA2(ディフォルトQA1) データ・ホイールを回します — (
新規にSバンク・プリセットを作成した際のディフォルトのベース・プリセットを選択します
11 DEFAULT QA3(ディフォルトQA1) データ・ホイールを回します — (
新規にSバンク・プリセットを作成した際のディフォルトのベース・プリセットを選択します
12 FACTORY RESTORE(ファクトリー・リストア) SAVEを2度押します — (
B-DEC 30を工場出荷時の設定に復帰させます。MEMORY LOCKの設定は無視されます
13 AMP UPDATE(アンプ・アップデート)
B-DEC 30の将来的なソフトウェア・アップデート用の項目です
Phrase Sampler
(フレーズ・サンプラー)
一般的なノート: (フレーズ・サンプラーの振る舞いについて)   
DUB: アンプの再生スピードが半分に設定されている場合、このボタンは無視されます。
OVRDUB FBCK: オーバーダブを行う際には、AUXメニューのOverdub Feedback(オーバーダブ・フィードバック)で、前回収録された素材が反復す
る際のレベルの減衰を指定できます(10.0 = ディケイなし)。オーバーダブは、ベースの信号のみを対象とします。オーバーダブ前に
MIDIパターンは停止し、オーバーダブが終了するまで再生の復帰はできません。
フレーズ・サンプラーの状態とコントロール:
(フレーズ・サンプラーの状態による、ボタン機能の変化)
OFF
(フレーズ・サンプラーがOFFの状態でPLAY、REC、DUBのいずれかを押した際の反応は次の通りです):
PLAY: ループがすでに録音されている場合には再生を開始し、録音されていない場合は操作を無視します。
RECORD: Record(レコード)モードに入り、録音を開始します。
OVERDUB: ループがすでに録音されている場合にはオーバーダブを開始し、録音されていない場合は録音を開始します。
PLAY中
(フレーズ・サンプラーの再生中にPLAY、REC、DUBいずれかのボタンを押した際の反応は次の通りです):
PLAY: 再生を停止します。
RECORD: Record(レコード)モードに入り、録音を開始します。
OVERDUB: 次回のループの頭から、オーバーダブを開始します(オーバーダブが実際に開始する前に再度押すと、オーバーダブはキ
ャンセルされ、通常の再生が継続します)。
RECORD中
(フレーズ・サンプラーの録音中にPLAY、REC、DUBいずれかのボタンを押した際の反応は次の通りです):
PLAY: Record(レコード)モードを終了し、再生を開始します(4 Beat Leadに設定されている場合は、ループの長さを一番
近い小節にトランケートします)。
RECORD: 録音を中止します。
OVERDUB: Record(レコード)モードを終了し、再生を開始し、オーバーダブを開始します(4 Beat Leadに設定されている場合
は、ループの長さを一番近い小節にトランケートします)。
OVERDUB中
(フレーズ・サンプラーのオーバーダブ中にPLAY、REC、DUBいずれかのボタンを押した際の反応は次の通りです):
PLAY: オーバーダブを終了し、次回のループからは再生に切り替わります。
RECORD: Record(レコード)モードに入り、録音を開始します。
OVERDUB: オーバーダブを終了し、次回のループからは再生に切り替わります。