Fender B-DEC 30 Musical Instrument Amplifier User Manual


 
B-DEC 3O
147
fender.com
Drums
(ドラム)メニューのオプション
1. ベーストラックのオプションを理解する/使用する
2. パターンのテンポを手動で変更する
3. Tempo Creep(テンポ・クリープ)機能を使用する
4. パターンのキーを手動で変更する
5. Auto Key(オート・キー)機能を使用する
6. バックグラウンド・トラックのボリュームを個別に調節す
1. ベース・トラックのオプションを理解する/使用する
START-STOPを押してパターンの再生を開始すると、自動的に
Drumsメニューが開きます。最初の項目は、常に「Bass Track」(ベー
ス・トラック)です。
Bass Trackは、ベース・トラックのON/OFFを切り替えます。Bass
TrackがOnに設定されている場合、B TRK MODE(ベース・トラック・
モード)でベース・トラックの再生の仕方を指定します。3つの選択肢が
あります。「Continuous」の設定(連続)ではベース・トラックは常に再
生されます。「Once」(一度)の設定では、ベース・トラックは一度だけ
パターンを再生し、その後はミュートされます。「Alternate」(交互切
替)の設定では、パターンが繰り返す度に再生のON/OFFを交互に切り
替えます。
2. パターンのテンポを手動で変更する
テンポを手動で変更するには、DRUMSボタンを繰り返し押すか、ボタ
ンを押しながらデータ・ホイールを回してテンポのメニュー項目をハイラ
イトさせます。データ・ホイールを回し、テンポを設定します。
3. Tempo Creep(テンポ・クリープ)機能を使用する
Tempo Creepは、パターンの再生テンポを徐々に上げる機能で、
Performance(パフォーマンス)とTeacher(講師)パターンの双方に
適しています。DRUMSボタンを繰り返し押すか、ボタンを押しながら
データ・ホイールを回してTempo Creepのメニュー項目をハイライトさ
せます。データ・ホイールを回し、機能のON/OFFを切り替えます。
Tempo Delta(テンポ・デルタ)は、パターンの再生テンポが上がる速
度です。ここで指定した1〜10の範囲のBPM分、パターンが繰り返され
る度に加速します。低い設定では変化はより気づきにくく、加速もゆる
やかとなります。高い設定では、変化はより急激で、加速度も高くなり
ます。多くのTeacher(講師)パターンは、30 BPMと極めて遅いテン
ポから始まります。より速いテンポで練習するには、Tempo Creepを
使用します。
4. パターンのキーを手動で変更する
キーを手動で変更するには、DRUMSボタンを繰り返し押すか、ボタン
を押しながらデータ・ホイールを回してKey(キー)のメニュー項目をハ
イライトさせます。データ・ホイールを回し、キーを設定します。このキ
ーが、Auto Key(オート・キー)機能を使用する際の始点となります。
NOTE: 5弦ベースのレンジに対応するために、各ループは元キー
の5セミトーン下まで調節できます。例えば、 E のキーを持ったル
ープは、B、C、C#、D、D#、E、F、F#、G、G#、A、A#、B、C、C#、
D、D#のレンジを持ちます。内蔵されているMIDIループは全て4弦
ベースのフルレンジをカバーします。キーを5セミトーン以上下げる
と、5弦ベースのレンジより低い音程となる可能性があります。
エンハーモニック・エクイバレント:B-DEC™ 30の限られた表示機
能により、キーの表示にはメジャー/マイナーは区別されません。ま
た、全ての臨時記号はシャープのみで表示されます。例えば、音楽
理論上は通常Bbと表現されるキーも、A#と表示されます。